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「プログラミング x クッキング」に行ってきました


先日京都某所にて
「プログラミング x クッキング」
というレクチャーを聴講しに行ってきましたので感想を。

青字で書いた部分は無視してもらっても大丈夫。

前提条件

発表者のキース・パスコ氏はプロフィールを見る限り多様な活動をされているようですが今回は主にプログラマーという立場からの発表。
会場は日本人、外国人(国籍ははっきり知らない)、料理をされる方、アーティスト、学生、キュレーター等々が集まってました。
それぞれ母国語は日本語、英語、フランス語、、、(かな?)
公用語は日本語と英語。
バイリンガル、マルチリンガルの人もいれば僕のように単言語しか話さない人もいました。

要約(かなり私感が入ってます)

詳しい発表内容の趣旨は公式サイト (blog)を見ていただくとして、少々噛み砕いてみると

  1. 料理を通してオブジェクト指向プログラミング(*a)を説明するよ。
  2. オブジェクト指向のプログラミングは柔軟でソーシャルコーディング(*b)に向いてる。その方法を他のジャンルにも応用できないかな?
    料理に当てはめるとどうかな。
  3. これまでの実例の紹介

*a 融合とか書き換えとかがし易いプログラミングの事。ぐらいの理解でいいのかと思います。
*b みんなでプログラムを共有して利用したり、カスタマイズしたりできるシステム。ぐらいの理解でいいのかと思います。

1を図で表すとこんな感じ。(話を複雑にしてしまう要素は省略しています。例えば食材やツールを図書館に置くことも可能だとは思います。)
socialcoding1

2を拡張させた世界はこんな感じ。
socialcording2

3はキースさんが関わっているプロジェクトのご紹介。
フードケータリングサービスとThe EyeWriterというプロジェクト(プロダクト)の話。
http://www.eyewriter.org/

The Eyewriter from Evan Roth on Vimeo.

補足

1と2は同時に語られていたので境界は曖昧だったけど、僕は2つに分かれていると解釈しました。
どちらも概念の話でプログラムを書いたって料理はできません。「料理」を違う言葉に当てはめても成立する話だと思います。
例えば「業務」とか「家具製作」とか「世界平和」とか。いずれにしても目的を達成するための方法論の話。(答えは複数あっても良い)
ある意味ゲーム理論とかの話にも共通するかもしれません。

感想

レクチャーの後、数人と話してみたけど議論するには時間が少なかったかなと思いました。
言語の違い、バックグラウンドの違いが大きくてうまく話が噛み合わない部分も個人的には感じました。

特にプログラムに馴染みのない人にとってはプログラム本体を見せられると「なにか理解不能な文字列」に見えてしまうので、必要以上に難しく見えてしまったのかなと思います。
(ワンクッションおいてpipesとかMacのAutoMatorで説明した方が馴染みやすかったのかもしれない。
ソーシャルな部分はgithubじゃなくてwikipediaのシステムで説明可能かも。)

例えば
天気がMath.random();
頭の中身がnullだ;
if(target.life.state == “success”){
target.mind = happy;
target.wallet.amount =+ someMoney;
}
とかは共有しにくそうです。

一方、料理は料理人でなくてもするし、食べる、味わうという行為はとても身体的でわかりやすい。
しょっぱい話
甘い囁き
苦汁を飲ます
といえば(おそらく、ある程度)全世界的に共有できそうです。
さらに母国語としての言語が違うことが話をさらにややこしくしていたのかもしれません。

少し乱暴な表現かもしれないけれど料理もプログラミングも
素材(食材、instance)に何らかの処理(切る/煮る/焼く等、if~else/for/function等)を加えて成果物(料理、ソフト)を提供する手段
という点で変わりません。

プログラムをソーシャルに共有しているように、レシピの共有、書き換えについても昔から行われています。

その上で、プログラミングやソーシャルコーディングの合理性も存在していて、お互い刺激しながら発展すればいいなと思います。

ただ一つ気になったのは、プログラミングは一般的にPCで動くものだからネット上で共有発展することには疑いはないのだけれど、レシピに関してはPCにアクセス出来ない状況も世界的に考えれば多くあるので、情報格差(Digital divide)が少々気になるところ。(*c)
もちろん料理のレシピというのは今回たまたま選ばれた例であるとは思うけれど、でも、だからこそ。

*c 書斎と台所の情報格差はiPad、タブレットPC等が解決してくれそうですが。

あとがき

一部うまく説明出来ませんでしたが、そんなことを考えたひとときでした。
自分の専門と違う人と話すことはコミュニケーションが難しくなることもあるけれどとてもためになるし、
今まで考えなかったアイデアや問題点の発見になるのでよかったな。とか思います。

最後に
キースさん、翻訳してくれた方、突然参加したのに受け入れてくれた方々に感謝。

以下は今回のレクチャーを聞いて関係がありそうだと思ったページのリンクです。

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